2012年7月28日土曜日

【7/27】灼熱の奈良(御朱印&奈良国博)

月の勤務時間調整のため、半ドンで退社して奈良に向かう。殺人的な暑さでした(当日の最高気温は35℃だったそうな)。

【東大寺】
前回社務所不在だった手向山八幡に向かうべく、東大寺へ。開館して一年近く経っていながら、未だに行っていない東大寺ミュージアムも行ってみるべし。
■手向山八幡宮
東大寺守護神社。大仏殿に向かって右手の坂の上。隣には三月堂(現在は解体修理中)。東大寺大仏殿は人いっぱいだけど、こっちまで上がってくる人は少ないです。神紋は向鳩。


参拝した後は二月堂の十一面観音様にご挨拶。修二会も一度行ってみたい。。。

■東大寺ミュージアム
解体修理に伴い、三月堂のご本尊である不空羂索観音と日光・月光菩薩をメインに展示。奈良国博に常備してあった釈迦誕生像(潅仏盆)などもこちらに展示してありました。

【頼朝と重源@奈良国立博物館】
平家の南都焼討からの復興を、頼朝との関係で綴った展覧会。国営放送の大河ドラマ繋がりですね。当然、始まりは南都焼討の絵巻物からです。その後の重源の東大寺勧進については御存知の通り。そこで手助けをした頼朝ってことで。国宝の『伝源頼朝像』がデンと。これ(実物)見たのは初めてのような・・・。これまでの国宝展とかで出てたっけ?
一番美しかったのが、最後の展示室の『僧形八幡神像』。元々は手向山八幡宮に安置してあったものが、明治の神仏分離の時に東大寺に移されたもの。鎌倉時代のものとは思えない美しさであります。
そしてなにより面白かったのが併設の名品展。夏なので『地獄』に絞った絵画が並ぶ。そこは国立博物館なので展示品も並ではない。国宝『地獄草子』が見れます。企画展で出てくると、人波に揉まれてゆっくり見ることができませんが。じっくり独り占めできます。
個人的には、企画展解説で出ていた『信貴山縁起・尼公巻』が出てるのかと期待したんですが・・・。残念。

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