2012年10月31日水曜日

ニャン

今日はマウリッツハイス美術館展とエル・グレコ展に行ってきたのだが、時間がないのでニャンコだけ先に。

2012年10月14日日曜日

【10/14】京都の神社

美術展覧会ついでに行った神社
【東三条大将軍神社】

京都御所の四方に素盞鳴尊を祀って、大将軍神社と称したとの由書。東山三条鎮座なので、当然のごとく東の鎮守。西は大将軍八神社で、北が西賀茂大将軍神社とのこと。南は何処だ?
川端通り三条から東に向かって数分、東山通りの手前の右手に神社(三条通りから見える看板あり)。小さい境内に本殿、天満宮、稲荷様と弁財天様がある。

【粟田神社】

青蓮院門跡のさらに東側の小高い丘の上に鎮座。一の鳥居は三条通りウェスティンホテル手前にある。祭神は、これまた建速素盞鳴尊。東山近辺の家々には秋の大祭についての御札が飾られていました

【相槌稲荷神社】

粟田神社から京都市美術館に向かっている途中に発見。民家の軒下を通る細い路地を抜けたところにあった。謡曲「小鍛治」の所縁となった神社でもあるらしい。

【錦天満宮】

錦通り(修学旅行がお土産買うことで有名?)の中に鎮座。境内は『ほぼ』見えてるだけ。御朱印は書き置きのみしか取り扱っておりません

【京都大神宮】

四条通から寺町筋を南下した左手。伊勢神宮の京都出張所という扱い?建物は一条家の玄関と書院を移築した唐破風。

【10/14】エルミタージュと鮭

京都で行われている(た?)美術展覧会2つ。

【大エルミタージュ美術館展@京都市美術館】


西洋絵画の400年ってことで、バロックから近代キュビまでと幅広い。だが、最初の宗教画のコーナーで気持ちが萎える。殆どが既に見たことあるぅ・・・。
エルミタージュの展覧会は数年おきに開催されておりまして、所蔵のカタログを確認しただけでも既に5回。貸し出し可能な絵画も限られるのであろう、ということで見たことある絵は増える傾向にあるのです。
帰って確認してみると、宗教絵画系の大半は1993年の茨城県美術館であった「エルミタージュ美術館展・イタリア・ルネサンスバロック絵画」で出てました。一部、国立西洋美術館@1999年とか、ATCミュージアム@1996年・2002年などもあった。15~20年前の展覧会と被ってる、と言われても「しらねーよ」って言われそう。つか、逆の立場だったら、絶対に言うな。
ただ、近代絵画はあまり来てなかったようで、マティスの「赤い部屋」は必見。もう来ないんじゃないかな?(といって騙されたことも多々蟻)。

【高橋由一@京都国立近代美術館】
日本で一番有名な「鮭」を見に行った、と言っても過言ではない。高橋由一の絵画は芸大美術館展@1999年で見て以来と思われる(その時の展示は芸大所蔵の「鮭」)。「花魁」は初めて・・・と思ったら、やっぱり芸大所蔵名品展で出てたです。
まぁ、この二枚の印象しかなかったわけですが、普通に巧い。風景画も良いし、歴史画(楠木正成・大和武尊など)は後世に影響を与えた匂いがプンプンします。侮れんですなぁ。。。
鮭は芸大のも含めて3枚。ひとつは板に油彩で描かれており、板目を計算してます。パッと見、本物の板目とは思わなかったです。芸大の所蔵って紙に油彩なんですね。保存大変そう・・・・。