2012年10月14日日曜日

【10/14】エルミタージュと鮭

京都で行われている(た?)美術展覧会2つ。

【大エルミタージュ美術館展@京都市美術館】


西洋絵画の400年ってことで、バロックから近代キュビまでと幅広い。だが、最初の宗教画のコーナーで気持ちが萎える。殆どが既に見たことあるぅ・・・。
エルミタージュの展覧会は数年おきに開催されておりまして、所蔵のカタログを確認しただけでも既に5回。貸し出し可能な絵画も限られるのであろう、ということで見たことある絵は増える傾向にあるのです。
帰って確認してみると、宗教絵画系の大半は1993年の茨城県美術館であった「エルミタージュ美術館展・イタリア・ルネサンスバロック絵画」で出てました。一部、国立西洋美術館@1999年とか、ATCミュージアム@1996年・2002年などもあった。15~20年前の展覧会と被ってる、と言われても「しらねーよ」って言われそう。つか、逆の立場だったら、絶対に言うな。
ただ、近代絵画はあまり来てなかったようで、マティスの「赤い部屋」は必見。もう来ないんじゃないかな?(といって騙されたことも多々蟻)。

【高橋由一@京都国立近代美術館】
日本で一番有名な「鮭」を見に行った、と言っても過言ではない。高橋由一の絵画は芸大美術館展@1999年で見て以来と思われる(その時の展示は芸大所蔵の「鮭」)。「花魁」は初めて・・・と思ったら、やっぱり芸大所蔵名品展で出てたです。
まぁ、この二枚の印象しかなかったわけですが、普通に巧い。風景画も良いし、歴史画(楠木正成・大和武尊など)は後世に影響を与えた匂いがプンプンします。侮れんですなぁ。。。
鮭は芸大のも含めて3枚。ひとつは板に油彩で描かれており、板目を計算してます。パッと見、本物の板目とは思わなかったです。芸大の所蔵って紙に油彩なんですね。保存大変そう・・・・。


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