2012年11月17日土曜日

【11/16-17】フェルメールと死者の書

福岡行きの真の目的はベルリン国立美術館展@九州国立博物館と大英博物館・古代エジプト展@福岡市美術館である。だって、東京に行くよりも安くつくんですから。

【ベルリン国立美術館展@九州国立博物館】

フェルメールの「真珠の首飾りの少女」初来日です。神戸が「真珠の耳飾りの少女」ということで、非常に紛らわしい。
入ってすぐにあるのは宗教画でしたが、あまり記憶に残っていません(既に二週間経過してまして・・・)。クラナハ工房の「ルターの肖像」は教科書で見たような。ブロマイド化していたようですね。クラナハ(父)の『ルクレティア』は初め通り過ぎたときは気づきませんでした。フェルメールと対面して展示してありました。クラナハらしい女性像であります。フェルメールしかアテにしていなかったので、ちょっと得した気分。
さて、フェルメール。その絵の前に立った時に音が聞こえた気がしました。「時を止める音」とでも申しましょうか・・・・・。いやぁ、久しぶりに鳥肌でした。初めてフェルメール「手紙を書く女」を見た衝撃に近いものがあったと。おかげで、その他の印象が掠れてしまっていますです。

【大英博物館・古代エジプト展】

グリーンフィールド・パピルスの全編を見れる展覧会。死者の書の全部ってなかなか見れない(後世の短縮版は除く)ので。できれば『アニのパピルス』全編が希望なのだが、さすがに許可は下りないだろうなぁ。
展示は古代エジプトの生死観から神々の紹介から始まる。ミイラマスクとか棺にステラ。バーやカーの解説も詳しく。
そうこうしているうちに、グリーンフィールドパピルス全巻。死んでから、オシリスへの礼拝→審判→死者の世界での生活とか、まぁ事細かに。途中にあった「オバQ」みたいなキャラクターは一体何だったのであろうか?死者の書には珍しく、天体図(シューとゲフ)が描かれてる章あり。
途中にあった「丘」の意味がまだ分かってません。

2012年11月1日木曜日

【10/31】マウリッツハイスとエル・グレコ

月末恒例化しているような?な昼で早退して美術館に。今これを外すわけにはいかない、2つの展覧会です。
午後だけで2つは無理か?と思っていたのだが、展示数が少ない(両者ともに約50点)ことが幸いしました。

【マウリッツハイス美術館展@神戸市博物館】

フェルメールの『真珠の首飾り(青いターバン)の少女』を全面に出す展覧会(まるで他にはなにもないかのようでもある)。彼女とは12年ぶりの再会です。当時は「もう二度と来ないっ!」って言ってなかった?気のせい?
そのフェルメールですが、「ディアナとニンフたち」も来ています。有名な窓辺の風景とは異なる宗教画ですので、フェルメールらしさはあまり感じることはできません。
その横にあるのがルーベンスのアントワープ大聖堂『聖母被昇天』の下書き。日本では「フランダースの犬」で有名なあの絵です。さらにその後にはレンブラントの『シメオンの賛歌』。聖母マリアや幼子イエスをスポットライトで照らされている、あの『夜警』を思わせる表現です。聖母マリアのモデルはサスキアではないかな?その他、レンブラントが7点もあって、とってもひゃっほーです。もっとt宣伝していいと思うが、やっぱりフェルメールなのか。。。
さてその『真珠の首飾りの少女』ですが、第二室(2階入ってすぐ)の展示です。近くまで行きたい人用のとぐろ行列と、遠目でもいいからじっくりのスペースに分かれています。平日だったので、どっちでもな状態でしたが、休日にはエライことになってるそうです。覚悟しなはれ。多分、平日であっても会期末はエライことになると思われます。覚悟しーや。

【エル・グレコ展@国立国際美術館】

エル・グレコにまみれる展覧会。日本でグレコを見れるところといえば、大原美術館と国立西洋美術館だけ。なので、とっても貴重でヤッハーな展覧会です。
回顧展お決まりの自画像から始まって、まずは肖像画から。「フリアン・ロメロと守護聖人」なんて、もうグレコのオーラでまくり。聖人肖像画の「福音書記者聖ヨハネ」は鳥肌立った。
宗教画になると、『受胎告知』に『羊飼いの礼拝』など、もうグレコ・ワールド百花繚乱。唯一惜しいと思ったのが展示順番。とあるパーティション内に『オリーブ園での祈り』、『十字架のキリスト』、『キリストの復活』と並んでいたのだが、そのコーナーに『聖衣剥奪』が欲しかった。そうすれば、キリストの受難がこの一角で全て揃うのに。
最後の展示室にあるのがチケットの『無原罪のお宿り』。現在では少々理解し難い「聖母マリアは原罪を免れて生まれてきました」っていう絵であるのだが、何をもってそう解釈できるのかがハテサテである。高さ3メーターほどで、縦方向に大きく引き伸ばされた人物像は、『これぞエル・グレコっ、そこに惹かれる憧れるゥ~』(ジョジョ風)である。
通して見て、何かに似てるなぁ・・・と。。。。あ、『北斗の拳』だ

2012年10月31日水曜日

ニャン

今日はマウリッツハイス美術館展とエル・グレコ展に行ってきたのだが、時間がないのでニャンコだけ先に。