芸術新潮に「まさかの来日」とまで書かれる、「一角獣と貴婦人」のタピストリーが来日中。いやぁ、ホントに来るなんて思っても見ませんでした。なんでも、ガンダムUCで使われていたらしい。いや、見てないから知らないんですよ。
展示はこの連作だけっ!っと言い切ってしまっても良い。主催者側も潔く、展示室入ってすぐに展示。大きなスペースに、ぐるっと6枚のタペストリーは圧巻。中世(16世紀)のものとは思えないほど、保存状態も良し。図録を見ると、定期的な補修が行われているらしい。
基本構成は一緒で、中央結界の中にいる、貴婦人と一角獣と獅子。一角獣はもちろんのこと、獅子も見たことがない時代でしょうから、やたらと表情が人間的であります。周囲は朱の背景に草花文様と他の動物達。文様学としても面白いかと。
タペストリーの内容については様々な所に紹介されているので省略。「我が唯一の望み」は、単純にキリストの楽園に迎えられるル・ヴィスト家と見るが、はて。
その他展示は、時代背景とか、ユニコーンとか、タピストリーとかがちょこっと。個人的にはユニコーンの図像がもうチョット厚いかと思ってましたが、元々それほど多くないか。
他の紹介記事(まとめサイト)にあったタペストリー「アンジェの黙示録」も凄そうだなぁ・・・まあ見に行きたいところが増えた(苦笑
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