国立博物館の友の会パスポート期限が翌日(8/6)に迫っていたので、大慌てで夜間延長へ。仕事忙しくて、それどころではないのだが、息抜きは大事だっ!人生は息抜きの合間にやるもんだっ!
京都北摂付近は17時頃に雷雨の爆撃にあったため、予定より30分ほど遅れて到着。ただでさえ人少なそうな展覧会なのに、その上夜間開館ですから、そりゃーもうガラガラです。
観覧者は少ないのだが、展示内容は濃いこと。あっちには若冲、こっちには応挙、あそこには光琳、宗達と巨匠がいっぱい。それを自分の距離と自分の時間で眺められる・・・・・あぁ、至福のとき・・・・(笑。ただひとつ、うしろの時間が決まっているのが残念だが。
中でも、若冲の存在感がすごい。「猿」のコーナーでの『猿蟹図』、「犬」での『百犬図』、そして「鶏」での『群鶏図障壁画』と、雰囲気が違う3つ。それぞれが独特の雰囲気を持ってますなぁ。あと、動植彩画と鳥獣花木図屏風があれば、完璧。
基本、京都国博の所蔵品だが、他所から持ってきた展示も結構ある。国博に委託してるのかな?『馬形埴輪』(全高1mほど)の「個人蔵」って、どういう人が何処に置いているんだろう。不思議。
基本動物毎に展示が分かれているのだが、獅子とか象では仏画が出てくるし(文殊・普賢菩薩)、鳥で出てくるのは孔雀明王だし、動物大集合ってことで涅槃図がでてたりとか、仏画好きにも十分楽しめる。螺鈿細工も綺麗。大絵巻展でゆっくり見ることが出来なかった『華厳宗祖師絵伝・義湘絵』、も。
必見なのは、「鱗介」の所にあった『篆隷文体』。カタログでは出ていない(左に切れている)が、一番左の下の方にある「古」を御覧ください。嫁は笑いこらえるのが必死でした。
最後は京都タワーのライトアップ。京都駅ビルに写ったところを。
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