特に予定のない三連休。自転車で走ろうにも、予想最高気温は30度をはるかに超えてるし、いつ雷雨になるかわからんんし・・・。なので、湖北の観音様を見に。
【湖北の観音ー観音の里のホトケたちー】
長浜市長浜城歴史博物館と高月観音の里歴史民俗資料館の二会場で開催。湖北にある観音様を集めた展示です。印象として十一面観音が多いかな?
長浜会場の中で美しかったのは竹生島宝厳寺の聖観音立像。気高く、美しい立蔵です。右手は施無畏印か?掌が正面を向いていないのだが。あと、馬頭観音が意外と多いですね。一方、如意輪観音はいらっしゃらない。准胝観音と不空羂索観音が無いのは、まぁ分からんでもないけど。。。
長浜城歴史博物館は長浜城を再現。最上階は展望台になってます。
場所を高月に移すと、珍しい作例が『千手千足観音菩薩』。初めて見ましたです。昔の佛図一覧にも載ってたそうなのですが、作例としては、ほぼ唯一とのこと。憤怒像で、パッと見は明王仏かと思うほど。
【渡岸寺観音堂】
国宝十一面観音を所蔵する。拝観料は300円。通常の十一面観音は頭上に化仏と面相を置くが、この像は両耳の後と後頭部に面相がある。何処かで似たような・・・あぁ、補陀落山寺の千手十一面観音だ。
国宝指定の十一面観音は7体だそうだが、秘仏で調査を拒む寺も多い(=保護文化財として認定されない)ですからねぇ。。。東大寺二月堂本尊が最も有名ですが。
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