2011年6月11日土曜日

【6/10】神戸市立博物館、神戸と福島の天満宮

職場拠点が変わってからというもの、順調な年休消化を要求されているので、終わり間際の大英博物館展へ。
【神戸北野天満宮】
三宮から山に上がって上がって、風見鶏の館のすぐ横の高台に鎮座。福原宮を作る際に、京都から北野天満宮を勧請したことに由来する、らしい。だから地名は「北野」。
境内はこじんまりしており、境内摂社は稲荷様のみ。さらに上に行くと梅林が整備されているそうだが、時期外れだしと思って行かず。
御朱印をいただいていると、足元に黒い影が横切る。黒猫でした(首輪付けていたので、飼猫です)。すぐどっかに行っちゃったので、写真は撮れず。残念。
修学旅行生がやたら多かったのは、異人館など観て回るついで?

【神戸北野美術館】
天満宮に行く途中に、「あれ?こんなところに美術館あったっけ?」と思った。なんでも、モンマルトルと神戸北野地区が友好提携を結んだことを記念して、企画展「モンマルトルの丘の画家たち」を開催中。
展示内容は、ほぼロートレック一辺倒。リトグラフが10点ほどと素描が20点。他、ムーランルージュのポスターとか。
だーれもいない展示室でソファーに腰掛けて、ロートレックを「ぼぉ~~~」っと見る。贅沢な時間を過ごさせていただきました。

【神戸市立博物館・大英美術館展】
今回の大英美術館展は「古代ギリシア」に絞った展示。壺と大理石彫刻しかないので、内容はすごく濃い。
一番の目玉は「円盤投げ(ディスコボロス)」。美夕の仕業か?と思うくらいの精密さですな。でもよくよく観察してると、頭小さくね?とか思っちゃったりするんだよね(苦笑
個人的に一番期待してたし、良かったのは「後期スペドス型女性像」。日本風で言えば「縄文のビーナス」かと。芸術表現ってこのころの域を脱してないなぁ~、とつくづく思う。

【福島天満宮】
今世界の注目を浴びている「Fukushima」ではなく、大阪市福島区にある天満宮。道真公が九州太宰府に流される時に、ここから出航したことに由来するそうな。
こちらも小じんまりとした境内に、摂社である吉高稲荷、末社の野見宿祢神社他5柱。